二光子励起顕微鏡(読み)ニコウシレイキケンビキョウ

デジタル大辞泉 「二光子励起顕微鏡」の意味・読み・例文・類語

にこうしれいき‐けんびきょう〔ニクワウレイキケンビキヤウ〕【二光子励起顕微鏡】

フェムト秒パルスレーザー励起光によって光子密度を高め、自然界ではまれにしか生じない二つの光子が原子に同時に吸収される現象を起こし、試料が発する蛍光を観察する顕微鏡。長波長で低エネルギーのレーザーを用いるため、生体組織の深部表面から1ミリメートル程度)まで励起光が届き、また、細胞などを傷つけずに観察することができる。三つ以上の励起光子を用いるものは多光子励起顕微鏡という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む