二卵性双生児(読み)ニランセイソウセイジ

デジタル大辞泉 「二卵性双生児」の意味・読み・例文・類語

にらんせい‐そうせいじ〔‐サウセイジ〕【二卵性双生児】

二つ卵子が別々の精子を同時に受精して胎児となった双生児。一卵性と異なり、異性の場合もある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二卵性双生児」の意味・読み・例文・類語

にらんせい‐そうせいじ‥サウセイジ【二卵性双生児】

  1. 〘 名詞 〙 二個の卵子が同時に受精してできた双生児。各卵は別個の羊膜胎盤を有し、胎児の性は同性のことも異性のこともある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の二卵性双生児の言及

【双子】より

…日本ではちょうど中間くらいで,約1%とされている。
[種類と発生機序]
 双子は発生機序のうえから一卵性双生児と二卵性双生児に分けられる。一卵性双生児monozygotic twinとは,1個の卵に1個の精子が受精してできた受精卵が,2個の胚に分割して発育したものであり,二卵性双生児dizygotic twinは,片側か両側の卵巣から2個の卵の排卵がほぼ同時に起こり,そのおのおのの卵に1個ずつの別の精子が受精し,同時に発育したものである。…

※「二卵性双生児」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android