二所詣(読み)にしょもうで

精選版 日本国語大辞典 「二所詣」の意味・読み・例文・類語

にしょ‐もうで‥まうで【二所詣】

  1. 〘 名詞 〙にしょさんけい(二所参詣)
    1. [初出の実例]「二所詣下向後、朝にさぶらひども見えざりしかば」(出典:金槐和歌集(1213)雑)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二所詣」の意味・わかりやすい解説

二所詣
にしょもうで

鎌倉幕府将軍が毎年正月恒例の行事として伊豆国伊豆山権現 (→伊豆山神社 ) と相模国箱根権現 (→箱根神社 ) に参詣したこと。二所参詣ともいう。源頼朝の二所権現崇拝に始る。

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