日本歴史地名大系 「二条川東」の解説 二条川東にじようかわひがし 京都市:左京区聖護院村二条川東[現在地名]左京区孫橋(まごはし)町・新丸太(しんまるた)町・大菊(おおきく)町・新車屋(しんくるまや)町・讃州寺(さんしゆうじ)町・新東洞院(しんひがしどういん)町・菊鉾(きくほこ)町・頭(かしら)町・和国(わこく)町・正往寺(しようおうじ)町・福本(ふくもと)町・法皇寺(ほうおうじ)町・北門前(きたもんぜん)町・東門前(ひがしもんぜん)町・南門前(みなみもんぜん)町鴨川の東、北は二条通、南は三条通、東は東大路通の東側の地。東海道の起点、三条大橋の東北を占める要地。この地には既に寛文一三年(一六七三)に移転してきた頂妙(ちようみよう)寺があったが、町作りは宝永五年(一七〇八)三月の宝永大火で焼けた禁裏南部の寺町(てらまち)以東、河原町(かわらまち)以西、二条通以北、広小路以南の寺院及び民家を移して町地化した地域。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by