二等水兵(読み)ニトウスイヘイ

デジタル大辞泉 「二等水兵」の意味・読み・例文・類語

にとう‐すいへい【二等水兵】

旧海軍における水兵科の兵の4階級一つ。昭和17年(1942)以前は第2位の階級だったが、同年以降は四等水兵を改称してこう呼び、一等水兵(元の三等水兵)の下で最下位となった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二等水兵」の意味・読み・例文・類語

にとう‐すいへい【二等水兵】

  1. 〘 名詞 〙 旧海軍の階級の一つ。最下位の階級。
    1. [初出の実例]「自分の向に居た二等水兵が、内ポケットから手紙の束を引出さうとして」(出典:遺言(1900)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android