二等水兵(読み)にとうすいへい

精選版 日本国語大辞典 「二等水兵」の意味・読み・例文・類語

にとう‐すいへい【二等水兵】

〘名〙 旧海軍の階級一つ最下位の階級。
遺言(1900)〈国木田独歩〉「自分の向に居た二等水兵が、内ポケットから手紙の束を引出さうとして」

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デジタル大辞泉 「二等水兵」の意味・読み・例文・類語

にとう‐すいへい【二等水兵】

旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)以前は第2位の階級だったが、同年以降は四等水兵を改称してこう呼び、一等水兵(元の三等水兵)の下で最下位となった。

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