二重顎(読み)ニジュウアゴ

デジタル大辞泉 「二重顎」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐あご〔ニヂユウ‐〕【二重顎】

あごの肉づきがよく、二重になっているもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二重顎」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐あごニヂュウ‥【二重顎】

  1. 〘 名詞 〙 肉付きがよく二重になってみえる顎。ふたえあご。
    1. [初出の実例]「姉のお花は皮薄の二重腮(にヂウアゴ)かわゆらしく出来たる子なれば」(出典たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉九)

ふたえ‐あごふたへ‥【二重顎】

  1. 〘 名詞 〙 肉付きがよく、二重に見える顎。にじゅうあご。
    1. [初出の実例]「愛嬌ある二重腮(ふたへあご)を動かしつつ」(出典:風流微塵蔵(1893)〈幸田露伴〉きくの浜松)

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