デジタル大辞泉 「云爾」の意味・読み・例文・類語 うん‐じ【×云×爾】 漢文で、文章の終わりに用いて、これにほかならない、という意味を表す語。元来、助辞として用いられ、訓読の際には、「しかいう」「のみ」と読む。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「云爾」の意味・読み・例文・類語 うん‐じ【云爾】 〘 名詞 〙 漢文の文章の結びに加えて、その内容を強調する語。「しかいう」「ということしかり」「というのみ」「しかり」とも訓読される。元来、助辞的に使われた語で、上の文が語られたとおりであることを表現しようとする気持がある。〔広益熟字典(1874)〕〔論語‐述而篇〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「云爾」の読み・字形・画数・意味 【云爾】うんじ・しかいう(いふ) しかいう。〔論語、述而〕其の人と爲りや、を發してはをれ、樂しみて以て憂をれ、老の將に至らんとするを知らずと、爾(しか)云ふ。字通「云」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報