互物(読み)ごぶつ

精選版 日本国語大辞典 「互物」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぶつ【互物】

〘名〙
① たがいに組み合わせてはじめて役立つ物。
② 上と下に殻のある生物。亀や二枚貝の類をいう。〔周礼天官・鼈人〕

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普及版 字通 「互物」の読み・字形・画数・意味

【互物】ごぶつ

はまぐりのように甲殻二枚の合するもの。〔周礼、地官、掌蜃〕互物蜃物(しんぶつ)を斂(をさ)め、以て壙(いんくわう)(墓穴をふさぐ)の蜃を共(供)することを掌る。祭祀には蜃の蜃を共し、白の蜃を共す。

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