日本歴史地名大系 「五ヶ野原」の解説 五ヶ野原ごかのがはら 愛知県:安城市五ヶ野原鹿乗(かのり)川と半場(はんば)川に挟まれた原野。現安城市古井(ふるい)町・堀内(ほりうち)町・桜井(さくらい)町・姫小川(ひめおがわ)町・小川町・和泉(いずみ)町・石井(いしい)町・城(じよう)ヶ入(いり)町、西尾市南中根(みなみなかね)町を含む一帯。標高一〇―一五メートルの平坦地で、東は矢作川氾濫平野と崖で境をなし、中央部で朝鮮(ちようせん)川が流れを起こし、南に開析谷を広げる。広い未開地で、桜井・和泉・城ヶ入・小川・中根の五ヵ村が入会権をもっていたのでこの名がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by