日本歴史地名大系 「五万長者遺跡」の解説 五万長者遺跡ごまんちようじやいせき 長崎県:南高来郡国見町多比良村五万長者遺跡[現在地名]国見町多比良 高下雲仙(うんぜん)山系の舞(まい)岳から延びた丘陵(標高六〇メートル台)にある遺跡。奈良時代の寺院跡と推定され、胡麻長者遺跡とも記される。古くから五万長者伝説の屋敷跡といわれ、江戸時代に古瓦が出土している。昭和四五年(一九七〇)・平成七年(一九九五)に発掘調査。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報