五三の桐(読み)ゴサンノキリ

デジタル大辞泉 「五三の桐」の意味・読み・例文・類語

ごさん‐の‐きり【五三の×桐】

紋所の名。3枚の桐の葉の上に、桐の花を左右三つずつ、中央五つ配したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五三の桐」の意味・読み・例文・類語

ごさん【五三】 の 桐(きり)

  1. 紋所の名。桐の葉を三枚ならべて垂らし、その上方に、中央は花を五つ、その左右には三つずつ配したもの。豊臣家の紋として有名。
    1. [初出の実例]「くろしゅすの半ゑり。もへぎはかたの帯。紋は、五三の桐もお定り」(出典:洒落本・美地の蠣殻(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android