五十歩をもって百歩を笑う(読み)ごじっぽをもってひゃっぽをわらう

精選版 日本国語大辞典 の解説

ごじっぽ【五十歩】 を もって百歩(ひゃっぽ)を笑(わら)

  1. ( 五十歩逃げた者が百歩逃げた者を臆病だと笑う意。孟子が梁の恵王に、隣国との政治上の比較に関して述べた、「孟子‐梁恵王・上」に見えることば ) 自分大差がないのに人の言動を笑う。本質的に違いはないことのたとえ。また、ともに大したことはないことをいうたとえ。五十歩百歩
    1. [初出の実例]「此云わけは私ごと、五十歩をもって百歩を笑ふとかや、逃るは同じ逃る也」(出典:浄瑠璃・栬狩剣本地(1714)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む