日本歴史地名大系 「五畳敷村」の解説 五畳敷村ごじようじきむら 福島県:河沼郡柳津町五畳敷村[現在地名]柳津町五畳敷砂子原(すなこはら)村と湯八木沢(ゆやぎさわ)村の中間に位置し、滝谷(たきや)川の支流老(おい)沢に沿って家並が点在し、村中に銀山(ぎんざん)街道が通る。小名下(しも)ノ湯(ゆ)(下の湯)は本村の西七町にあり、同荒湯(あらゆ)は北八町にあり、いずれも温泉小屋で、「新編会津風土記」に「温泉二、一は下湯にあり、眼病湿痺痒を治す、湯小屋二軒あり、一は荒湯にあり、湯小屋東西二箇所に設く、筋骨の痛・腹中の冷疾・婦人の病に験ありと云」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by