五百代小田(読み)いおしろおだ

精選版 日本国語大辞典 「五百代小田」の意味・読み・例文・類語

いおしろ‐おだいほしろをだ【五百代小田】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いお」は数の多いことを示し、「しろ」は田の面積を示す単位奈良時代大宝令田制では、三六〇歩が一反でこれを五〇代とする。従って五〇〇代は一〇反で、一町ほぼ一〇〇アール。「お」は接頭語 ) 広々とした田。
    1. [初出の実例]「しかとあらぬ五百代小田(いほしろをだ)をかり乱り田ぶせに居れば都し思ほゆ」(出典万葉集(8C後)八・一五九二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む