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五辻宮 いつつじのみや

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世界大百科事典 第2版の解説

いつつじのみや【五辻宮】

鎌倉末から室町時代における宮家で,早い時期に成立した世襲親王家として注目される。京都市上京区五辻に殿宅があるのにちなむ。初代は亀山天皇の子守良親王で,出家し覚浄(覚静とも)と号し,1327年(嘉暦2)相伝した五辻屋地を持明院統の鎌倉宮将軍久明親王の子と思われる式部卿若宮(熙明親王か)に譲った。建武中興時には守良親王の子と思われる宗覚との間に相論があったが,南朝方の将として各地に転戦した守良親王方の没落に伴い,熙明親王の子孫が宮号を襲封した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の五辻宮の言及

【南部荘】より

…荘名の初見は《中右記》天仁2年(1109)10月21日条で,〈南陪荘〉と記す。成立事情はつまびらかでないが,後三条天皇の皇孫伏見宮守子内親王から鳥羽院皇女五辻宮(いつつじのみや)頌子内親王に伝領された。1175年(安元1)頌子内親王が鳥羽院の菩提を弔うために高野山に蓮華乗院を建立し,荘内の山内村水田10町を寄進し,領家職(りようけしき)の一部が高野山に移った。…

※「五辻宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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