五郎沼(読み)ごろうぬま

日本歴史地名大系 「五郎沼」の解説

五郎沼
ごろうぬま

[現在地名]紫波町南日詰 箱清水

南日詰(みなみひづめ)の北部、国道四号の西側に位置。面積約五ヘクタール。滝名(たきな)川の旧河道にあった停水地帯から造られたといわれる(紫波町史)。「邦内郷村志」は「城府正南紫波郡在日詰県、往昔藤原秀衡五男比爪五郎領此地、故有来由名之乎、有鮒為佳品」と伝え、沼の名は樋爪五郎季衡にちなむものかとしている。文治五年(一一八九)の奥州合戦において、樋爪太郎俊衡とその弟五郎季衡は源頼朝の陣営に投降した(「吾妻鏡」九月一五日条)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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