五郷内村(読み)ごごうちむら

日本歴史地名大系 「五郷内村」の解説

五郷内村
ごごうちむら

[現在地名]小見川町五郷内

和泉いずみ村の西に位置する。天正一九年(一五九一)一〇月一三日の検地帳(小見川町史)に「香取郡東庄阿玉郷五郷内村」とみえる。元和三年(一六一七)の柑子木数帳(谷本家文書)に「五ケ内」とみえ、千手せんじゆ院が一本の柑子木を割当てられていた。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分に村名がみえ、高五〇五石で幕府領・旗本松平領と樹林じゆりん寺領。享保(一七一六―三六)頃は旗本松平・石尾・日根野領の三給(「小見川領内諸事覚書」木内神社文書)幕末まで同じ三給で、弘化二年(一八四五)の関東取締出役控帳では石尾領七〇石余・日根野領八二石余・松平領二五五石余で、家数六二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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