五高珈琲(読み)ごこうこーひー

事典 日本の大学ブランド商品 「五高珈琲」の解説

五高珈琲

飲料
熊本大学(熊本県熊本市)の大学ブランド。
大学オリジナルコーヒー。熊本大学ゆかりの五高記念館・小泉八雲(1850~1904)・夏目漱石(1867~1916)をパッケージデザインに使用し、豆と新鮮さにこだわって焙煎。レギュラー・浅煎り・深煎り(各粉・豆)の3タイプが販売されている。レギュラーは、重要文化財の五高記念館ラベル漱石八雲が講義していた熊本大学のシンボルといえる建物。深煎りは、小泉八雲ラベル。小泉八雲の人間存在を深く追究する作風にちなみ、深煎りのラベルに採用された。デザインに使用した八雲のレリーフは大学内に設置されている。軽い口当たりの浅煎りは、漱石ラベル。五高在籍時代を含む夏目漱石初期の軽妙・洒脱な作風にちなんでいる。大学内にある漱石の銅像を使用した。価格は、粉・豆ともに各100g280円、各200g550円(すべて税込)。学生会館食堂のコーヒーマシンでも1杯120円で提供されている。熊本大学生活協同組合取り扱い。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android