井上友貞(読み)いのうえ ともさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上友貞」の解説

井上友貞 いのうえ-ともさだ

1626-? 江戸時代前期の俳人,歌人
寛永3年生まれ。野々口立圃(りゅうほ)にまなぶ。「烏帽子箱」「小町躍」などに句がある。延宝5年(1677)立圃の遺志をつぎ,俳諧(はいかい)撰集「唐人躍」を刊行した。晩年は歌人として活動。通称は十右衛門。号は渺宇子,随入軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android