デジタル大辞泉 「弩爾哈斉」の意味・読み・例文・類語 ヌルハチ(Nurhaci) [1559~1626]中国、清朝初代の皇帝。在位1616~1626。廟号は太祖。姓は愛新覚羅。建州女真を統一後、女真族各部をまとめてハン(汗)位に就き、国号を後金とし、英明皇帝と称した。満州文字や八旗制度を制定、清朝の基礎を確立。明を征討中に陣没。[補説]「弩爾哈斉」「奴児哈赤」とも書く。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弩爾哈斉」の意味・読み・例文・類語 ヌルハチ【弩爾哈斉・奴児哈赤】 中国、清朝初代の皇帝(在位一六一六‐二六)。廟号は太祖。姓は愛新覚羅。東北の女真族の族長から身を起こし、汗位について後金と称した。女真族の統合、満州文字の制定などにより清朝発展の基礎を確立。明の軍を各地で破るが、寧遠城で撃破されその年に死没。(一五五九‐一六二六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例