…資晴は34年大坂城代になったため所領を大坂周辺に移され,館林城付領は一時幕領となったが,子資俊のとき旧領に復し,ついで46年(延享3)遠江掛川に転じた。代わって松平武元が再入封し,武元は将軍家宣,家治2代にわたり老中として重きをなし,6万1000石に加封されたが,このあと2代を経て1836年(天保7)石見浜田に移り,奥州棚倉の井上正春が代わった。しかしこれも45年(弘化2)浜松に転じ,出羽山形から秋元志朝(ゆきとも)が6万石で入封した。…
※「井上正春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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