精選版 日本国語大辞典 「交じり」の意味・読み・例文・類語 まじり【交・混・雑】 〘 名詞 〙 ( 動詞「まじる(交)」の連用形の名詞化 )① まじっていること。また、そのもの。[初出の実例]「殿の御ぞうの殿ばらまじりもなくあり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)沖つ白浪)② ( 水分の中に米粒がまじっているところから ) ひじょうに水分が多く、重湯(おもゆ)に近い粥(かゆ)。おまじり。③ 将棋で、手合割りの決め方の一つ。異なった手合割りを一組として指すこと。④ 「まじりみせ(交見世)」の略。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例