交見世(読み)まじりみせ

精選版 日本国語大辞典 「交見世」の意味・読み・例文・類語

まじり‐みせ【交見世】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸吉原遊女屋で、大店に次ぎ、小店の上位にあたるもの。構えがやや小さく、間口十間以下の娼家。一分女郎と二朱女郎とを置いたところから、この名が生じた。中店(ちゅうみせ)半籬(はんまがき)。まじり。まぜり。
    1. [初出の実例]「まじり見世こわこわいいをあげるなり」(出典:雑俳・柳多留‐一九(1784))
  3. 江戸時代、品川遊里で、揚げ代二朱、六百文、五百文などの各種の遊女を置く店。
    1. [初出の実例]「是はへな川の入口で、六寸五寸弐朱のまじり見世」(出典:洒落本・品川楊枝(1799))

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