交和(読み)こうわ

精選版 日本国語大辞典 「交和」の意味・読み・例文・類語

こう‐わ カウ‥【交和】

〘名〙
① とけてよくまじり合うこと。
暦象新書(1798‐1802)中「火水に気最能交和す」
② 互いになじみ合うこと。
自由之理(1872)〈中村正直訳〉二「教法信条と、塵世利益と交和したるものにて」 〔易林‐萃卦・益〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「交和」の読み・字形・画数・意味

【交和】こうか(かうくわ)

両軍対峙。和は禾(か)。軍門には両禾を樹てた。〔戦国策斉一〕秦、を韓・魏に假りて以て齊を攻む。齊の威王、~之れに應ぜしむ。秦と和して舍し、(しばしば)相ひ來す。

字通「交」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android