デジタル大辞泉
「交」の意味・読み・例文・類語
こう〔カウ〕【交】
1 つきあうこと。まじわり。「親しく交を結ぶ」「水魚の交」
2 年月や季節などの変わり目のころ。「春夏の交」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まじわりまじはり【交】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「まじわる(交)」の連用形の名詞化 )
- ① まじわること。人と交際すること。つきあい。交際。
- [初出の実例]「上北面より殿上のまじはりをゆるさるる者もあり」(出典:平家物語(13C前)一)
- 「過ぎ去った日の彼との交わりを鮮明によみがえらせ」(出典:明日への楽園(1969)〈丸山健二〉一)
- ② 男女が交合すること。交接すること。性交。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- ③ 数学で用いる語。
- (イ) 二つまたはいくつかの図形が出合うところに生じる共通の点。また、その点が集まってできる図形。種類によって、交点・交線・切り口などと呼ぶ。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
- (ロ) いくつかの集合に共通な要素の全体から成る集合の、そのいくつかの集合に対する称。集合A、B、C、…の交わりは記号∩を用いて、A∩B∩C∩…のように表わす。キャップ。共通集合。共通部分。積集合。
- ④ キリスト教で、イエス=キリストをもととする信徒相互の信仰生活。
こうカウ【交】
- 〘 名詞 〙
- ① まじわる所。
- [初出の実例]「経度百八十度の交を過るとき、一日を増すこと定りなり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
- ② 季節、時期などのかわりめ。
- [初出の実例]「古人有レ謂二白頭如レ新、傾蓋如一レ故。予是歳春夏之交、辱二浄土院宰之識荊一〈熙春〉」(出典:翰林五鳳集(1623)二八)
- 「嘉永安政の交に当り」(出典:条約改正論(1889)〈島田三郎〉一)
- [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公五年〕
- ③ まじわり。つきあい。交際。〔易経‐繋辞下〕
- ④ =こうてん(交点)②〔遠西観象図説(1823)〕
こも‐ごも【交・相・更】
- 〘 副詞 〙 ( 中世までは「こもこも」 ) 互いに入れかわって。かわるがわる。つぎつぎに。古くは、漢文訓読に用いられた。かたみに。
- [初出の実例]「箭発(はな)つことを相(コモコモ)辞(ゆつ)りて」(出典:日本書紀(720)雄略四年二月(図書寮本訓))
- 「其他是非の批評こもごもいでたり」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉九)
かいかひ【交】
- 〘 造語要素 〙 ( まじわる意の動詞「かう(交)」の連用形から ) 動詞の連用形、名詞などに付いて、それらの動作あるいは物の交差すること、また、重なり合う所を表わす。「はがい(羽交)」「はすかい(斜交)」など。
- [初出の実例]「伊勢の海の 清き渚(なぎさ)に潮加比(カヒ)に なのりそや摘まむ」(出典:催馬楽(7C後‐8C)伊勢の海)
まじらいまじらひ【交】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「まじらう(交)」の連用形の名詞化 ) 人々との交際。仲間に加わること。まじわり。つきあい。
- [初出の実例]「まじらひもせず、宮の御もとへも参らずながめ給へり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)
まじろいまじろひ【交】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「まじろう(交)」の連用形の名詞化 ) 交際すること。
- [初出の実例]「さやうのまじろひまでは、思しかくべうもこそあらざめれ」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「交」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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