斉一(読み)セイイツ

デジタル大辞泉 「斉一」の意味・読み・例文・類語

せい‐いつ【斉一】

[名・形動]物事が一様であること。ととのい、そろっていること。また、そのさま。「斉一能力

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精選版 日本国語大辞典 「斉一」の意味・読み・例文・類語

せい‐いつ【斉一】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ととのいそろっていること。みな一様であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「安民恵化方斉一、従此日新学古文」(出典:江吏部集(1010‐11頃)中・仲秋釈奠聴講古文尚書同賦安民則恵)
    2. 「是れ上下を平均し、人権を斉一にする道にして、則ち兵農を合一にする基なり」(出典:開化評林(1875)〈岡部啓五郎編〉明治六年)
    3. [その他の文献]〔荘子‐天運〕

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普及版 字通 「斉一」の読み・字形・画数・意味

【斉一】せいいつ

等しい。

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