交通難(読み)こうつうなん

精選版 日本国語大辞典 「交通難」の意味・読み・例文・類語

こうつう‐なん カウツウ‥【交通難】

〘名〙
交通機関が乏しく、難儀すること。
原子椎茸と(1954)〈吉村昌光〉一七「理由は〝交通難〟である。〈略〉つまり、その新しい山岳都会と、平地の農産地や、既にある都会との交通路が絶対に必要なのである」
② 交通機関が混雑して、交通の流れが円滑に行なわれないこと。
整理学(1963)〈加藤秀俊〉「いれもの」の問題「現在の都市の悩みの一つは、交通難もさることながら、とりわけ駐車難という問題である」

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デジタル大辞泉 「交通難」の意味・読み・例文・類語

こうつう‐なん〔カウツウ‐〕【交通難】

交通手段が乏しくて難儀をすること。
交通機関が混雑して、通行が自由にならないこと。

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