京都名産すぐき(読み)きょうとめいさんすぐき

事典 日本の地域ブランド・名産品 「京都名産すぐき」の解説

京都名産すぐき[根菜・土物類]
きょうとめいさんすぐき

近畿地方京都府の地域ブランド。
すぐきかぶらの皮をむき塩漬けし醗酵させてなる京都産のつけもの。安土桃山時代上賀茂神社の社家がすぐき蕪の種を手に入れ、上流階級の贈答品用として栽培していたという。当時、製法門外不出であったが、江戸時代飢餓の際に難民救済のため製法が広まった。すぐき菜は、京の伝統野菜。2006(平成18)年12月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5009697号。地域団体商標の権利者は、京都府漬物協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「京都名産すぐき」の解説

京都名産すぐき

京都産の漬物の一種。酸茎蕪(すぐきかぶら)の皮をむき、塩漬けして醗酵させたもの。千枚漬しば漬と並ぶ「京都三大漬物」のひとつとされる。地域団体商標。

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