千枚漬(読み)センマイヅケ

デジタル大辞泉 「千枚漬」の意味・読み・例文・類語

せんまい‐づけ【千枚漬(け)】

塩漬けした聖護院かぶら薄切りを、昆布・みりん・唐辛子などで漬けた漬物京都名産 冬》「うすらの―を切にけり/孝作
シソの葉を重ねて味噌などで漬けたもの。宮崎県の名産。
[補説]は、聖護院かぶら以外のカブダイコンなどを薄切りにして酢漬けにしたものについてもいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「千枚漬」の意味・わかりやすい解説

千枚漬
せんまいづけ

漬物一種。京都名産の聖護院カブを用いた漬物をいうが,宮重大根などで代用することもある。 1.5~3mmの厚さに輪切りしたものを塩,味醂化学調味料,こんぶを使って下漬,本漬を行う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android