亭主石(読み)ていしゅいし

精選版 日本国語大辞典 「亭主石」の意味・読み・例文・類語

ていしゅ‐いし【亭主石】

  1. 〘 名詞 〙 茶庭露地に配置する石の一種。中潜(なかくぐり)内側に据えてある乗越石(のりこしいし)手前にある、扁平な石をいう。客が腰掛にそろったことを勝手に告げると、亭主がこの石の所まで迎えに出るので、この名がある。乗越石で兼ねる場合もある。
    1. [初出の実例]「手燭ハのりこへ石・亭主石の間にふミ違の石あれハ、是に置也」(出典:石州三百ケ条(1665)一)
  2. 客石

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む