人と動物との共通感染症(読み)ひととどうぶつとのきょうつうかんせんしょう

知恵蔵 「人と動物との共通感染症」の解説

人と動物との共通感染症

動物から人へ、人から動物へと病原体感染して起こる病気人獣(畜)共通感染症ともいう。感染の病原体となる微生物寄生虫は、世界で約200種といわれている。日本ではペット種類が多い割に、発生報告は比較的少ない。正しい知識と衛生面の注意次第で、ペットとの安全な暮らしができる。

(石田卓夫 日本臨床獣医学フォーラム代表 / 2007年)

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