デジタル大辞泉 「人の国」の意味・読み・例文・類語 ひと‐の‐くに【人の国】 1 「人国ひとくに1」に同じ。「―よりおこせたる文の、物なき」〈枕・二五〉2 「人国2」に同じ。「―にありけむ香の煙ぞ、いと得まほしくおぼさるる」〈源・総角〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「人の国」の意味・読み・例文・類語 ひと【人】 の 国(くに) ① 日本以外の国。他国。外国。異国。ひとくに。[初出の実例]「汝独、淹(ひさ)しく他界(ヒトのくに)に滞ること、今に、三十年なり」(出典:日本書紀(720)持統四年一〇月(北野本訓))② 都以外の地方。いなか。[初出の実例]「人のくになりける人につかはれて」(出典:伊勢物語(10C前)六二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例