山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
「人は信仰のみによって義とされる」(ひとはしんこうのみによってぎとされる)
ルターの信仰義認論を表現する言葉。カトリック教会では救済に至る人間側の条件として功徳や善行の意味を認めていた。それに対しルターは,聖書の「ローマ人への手紙」にある「人が義とされるのは,律法の行いによるのではなく,信仰による」という言葉の意味を再発見し,信仰による救済の無媒介性を強調した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...