人工癌(読み)じんこうがん

百科事典マイペディア 「人工癌」の意味・わかりやすい解説

人工癌【じんこうがん】

実験動物に人工的につくった癌。山極勝三郎ウサギの耳に形成したタール人工皮膚癌は有名。現在では各種発癌物質投与放射線照射や,癌ウイルスを感染させるなどして形成する。癌の発生機序や制癌薬研究に有用。
→関連項目タール癌

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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