人工癌(読み)じんこうがん

百科事典マイペディア 「人工癌」の意味・わかりやすい解説

人工癌【じんこうがん】

実験動物に人工的につくった癌。山極勝三郎ウサギの耳に形成したタール人工皮膚癌は有名。現在では各種発癌物質投与放射線照射や,癌ウイルスを感染させるなどして形成する。癌の発生機序や制癌薬研究に有用。
→関連項目タール癌

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 放射線照射

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む