人形仕立て(読み)ニンギョウジタテ

デジタル大辞泉 「人形仕立て」の意味・読み・例文・類語

にんぎょう‐じたて〔ニンギヤウ‐〕【人形仕立て】

人形に着せる着物の仕立て方に似ているところから》
和服で、脇の下をあけたまま袖をつける仕立て方。
比翼ひよく仕立て」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人形仕立て」の意味・読み・例文・類語

にんぎょう‐じたてニンギャウ‥【人形仕立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 人形の着物の仕立て方に似せたところから )
  2. 和服で、わきの下をあけたまま袖をつける仕立て方。人形。人形袖
  3. 比翼仕立てのこと。
    1. [初出の実例]「重附(かさねつけ) 上着にても袖口つまゑり小口すそに至るまで廻りばかり幾重もかさねたる衣しゃうをさして、重つき、又人形仕立(ニンギャウシタテ)ともいへり」(出典:楽屋図会拾遺(1802)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む