人慣れ(読み)ヒトナレ

デジタル大辞泉 「人慣れ」の意味・読み・例文・類語

ひと‐なれ【人慣れ/人×馴れ】

[名](スル)
人づきあいになれていること。「―した物腰
動物人間になつくこと。「―しない野性馬」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人慣れ」の意味・読み・例文・類語

ひと‐なれ【人慣・人馴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人との交際になれること。人づきあいになれること。
  3. 動物などが人になつくこと。
    1. [初出の実例]「真弓は半年の中に、すっかり人馴(ヒトナ)れがして、使に行ったり物を買ひに行ったりすることを何とも思はないやうな児になってゐた」(出典:時は過ぎゆく(1916)〈田山花袋一四)

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