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仁井田好古

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美術人名辞典の解説

仁井田好古

江戸後期の漢学者。紀州の人。幼名は兵太郎、字は伯信、通称は模一郎、号を南陽・松隠。伊藤仁斎の古義学を尊重しつつ、諸説の長を採り入れて折衷し一家を成す。紀州藩主徳川治宝の侍読となり、その世嗣斉順の補導役となった。藩命により『紀伊続風土記』を編纂、また『毛詩補伝』等の著がある。嘉永元年(1848)歿、79才。

出典|(株)思文閣
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世界大百科事典 第2版の解説

にいだこうこ【仁井田好古】

1770‐1848(明和7‐嘉永1)
幕末の紀州藩の儒者。字は伯信。南陽と号し,幼名は兵太郎,長じて恒吉。後に模一郎。海士郡加太浦の農民助左衛門道貫の長男。幼年時代より学問に優れ,16歳で学館の授読となり扶持を与えられ,以後,侍講や会計官等をも務め,《紀伊続風土記》編纂の総裁となり33年間で192巻を完成。《明暗図説和解》等を藩主の命で著述し,《毛詞補伝》の名著がある。書を好み楷・行書に巧みであった。【安藤 精一】

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