仁井田好古(読み)にいだこうこ

改訂新版 世界大百科事典 「仁井田好古」の意味・わかりやすい解説

仁井田好古 (にいだこうこ)
生没年:1770-1848(明和7-嘉永1)

幕末の紀州藩の儒者。字は伯信。南陽と号し,幼名は兵太郎,長じて恒吉。後に模一郎。海士郡加太浦の農民助左衛門道貫の長男。幼年時代より学問に優れ,16歳で学館の授読となり扶持を与えられ,以後侍講や会計官等をも務め,《紀伊続風土記編纂総裁となり33年間で192巻を完成。《明暗図説和解》等を藩主の命で著述し,《毛詞補伝》の名著がある。書を好み楷・行書に巧みであった。
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