仁間村(読み)にけんむら

日本歴史地名大系 「仁間村」の解説

仁間村
にけんむら

[現在地名]新庄市仁間

南を新田につた川、北を升形ますがた川が西流し、その沖積地の豊かな水田に囲まれる。東は松本まつもと村、西は福田ふくだ村に続く。元和八年(一六二二)の御前帳写では高三八九石余。寛文四年(一六六四)には高三九八石余、うち新田八石余(新田本村鑑)。明和三年(一七六六)には高四一六石余、うち田方三二六石余、反別四四町二反余、うち田方二九町三反余、枝郷に磯之沢いそのさわがある(吉村本村鑑)。文政一〇年(一八二七)新庄領総高控では竈数二七・人数一四三、駄馬一六、ほか四匹は小国おぐに(現最上郡最上町)よりの立馬。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android