仄韻(読み)ソクイン

デジタル大辞泉 「仄韻」の意味・読み・例文・類語

そく‐いん〔‐ヰン〕【×仄韻】

漢字四声うち上声じょうしょう去声きょしょう入声にっしょうに属する韻。→平韻ひょういん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仄韻」の意味・読み・例文・類語

そく‐いん‥ヰン【仄韻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 漢詩作法上で、漢字の音の四声のうち、平声(ひょうしょう)以外の上声(じょうしょう)去声(きょしょう)入声(にっしょう)の三声。また、それに属する字。
    1. [初出の実例]「上声去声入声の仄(ソク)韻も平声に準じて相応におぼえ置べし」(出典:授業編(1783)七)
  3. 漢詩で、仄字で韻をふむこと。また、その詩。

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