今は限り(読み)イマハカギリ

デジタル大辞泉の解説

今(いま)は限り

物事の最後。もうこれまで。
「散らねどもかねてぞ惜しきもみぢ葉は―の色と見つれば」〈古今・秋下〉
人の死に際。臨終。
「―になり給ひにし御病の末つ方」〈・橋姫〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いまはかぎり【今は限り】

もはやこれかぎり。 「住みわびぬ-と山里に身をかくすべき宿求めてむ/伊勢 59
臨終の時。 「 -と思ひし程は/源氏 手習」 → 今際

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

いま【今】 は 限(かぎ)

① ものごとの最後。もうこれまで。を限り。
※伊勢物語(10C前)五九「住みわびぬ今はかぎりと山里に身をかくすべき宿求めてん」
② 生涯の最後。臨終。死。今を限り。
※元真集(966頃か)「わびはてぬいまはかきりのみなりけりいきてかへらむことぞゆゆしき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

閻魔詣で

陰暦1月16日(初閻魔)と7月16日(大斎日)に閻魔堂に参詣(さんけい)すること。この日は地獄の釜(かま)のふたが開き、罪人が責め苦を免れると伝えられる。閻魔参り。《季 夏》...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

今は限りの関連情報