今倉新田(読み)いまくらしんでん

日本歴史地名大系 「今倉新田」の解説

今倉新田
いまくらしんでん

[現在地名]酒々井町今倉新田

伊篠いじの新田村の東、(伊篠川)上流右岸に位置。伊篠新田村と同様に八木野やぎのと通称される。伊篠新田村の耕地に接した内野うちの牧の一部八木野原が享保期(一七一六―三六)に開発され幕府領として成立した。伊篠新田村の持添(切添)新田で、無住であった(伊篠新田区有文書)。享保一五年の佐倉新田場年貢割付状(同文書)に今倉新田とみえ、反別二〇町四反余で年貢は永一貫六六四文余、うち畑三反余で永六二文余、林三町二反余で永二六〇文余、芝地一六町七反余で永一貫三二四文余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android