今徳村(読み)こんどくむら

日本歴史地名大系 「今徳村」の解説

今徳村
こんどくむら

[現在地名]安濃町今徳

穴倉あなくら川の右岸対岸妙法寺みようほうじ村の北西に位置し、長谷はせ(三二〇・六メートル)東麓の緩斜面に小集落が点在する。文禄検地帳を転記したと思われる伊勢国中御検地高帳に「今徳」と現れる。江戸時代を通じて津藩領。寛延(一七四八―五一)頃の戸数八〇、人口三五二、牛二二。神祠は三十八社・牛頭ごず天王、寺院は南光なんこう寺・竜泉りゆうせん(宗国史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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