今日た(読み)コンニッタ

デジタル大辞泉 「今日た」の意味・読み・例文・類語

こんにっ‐た【今日た】

[連語]《名詞「こんにち(今日)」に係助詞「は」の付いた「こんにちは」の連声れんじょう》きょうは。謡曲狂言芝居などで多くみられる形。
「定めて―修行に出られぬ事はござるまい程に」〈虎寛狂・鈍太郎

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精選版 日本国語大辞典 「今日た」の意味・読み・例文・類語

こんにっ‐た【今日た】

  1. 〘 連語 〙 「こんにち(今日)は」の連声(れんじょう)。室町末期に現われた発音で、謡曲、狂言、芝居などで多くみられる形。
    1. [初出の実例]「今日は(こんにった)潯陽の江に出でて、酒をすすめばやと存じ候」(出典:光悦本謡曲・猩猩(1466頃))

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