デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今村虎成」の解説 今村虎成 いまむら-とらなり 1765-1810 江戸時代後期の国学者。明和2年生まれ。土佐高知藩士。谷真潮(ましお)にまなぶ。寛政11年京都詰めとなり,本居宣長(もとおり-のりなが)に入門。宣長に土佐ではジ,ヂ,ズ,ヅの四つの仮名を区別して発音していることをおしえた。万葉風の歌人で,白文の「古万葉集」を刊行。文化7年11月14日死去。46歳。字(あざな)は子成。通称は丹次,楽(たぬし)。号は渋柿蔕成(へたなり)。著作に「虎成和歌集」「花園日記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例