今田町(読み)いまだちよう

日本歴史地名大系 「今田町」の解説

今田町
いまだちよう

[現在地名]八幡市八幡今田

大道おおみち沿いの金剛こんごう(現廃寺)門前より南方馬場ばば町の北口の一里塚松まで、九四間の両側町並(八幡宮境内古図「石清水八幡宮史料叢書」所収)

慶長五年指出帳(「石清水八幡宮史」所引)によれば、地子負担の町家二〇軒、そのほか金剛寺領の百姓七名が居住し、善法律ぜんぽうりつ寺領の耕作人一四名(このうち地子負担者と同じ者四名)、善法寺家の百姓として助左衛門・善勝の二名、また所領をもっていた千松(四・八石)と新左衛門(八石)の二名など少なくとも四一名の居住者が認められる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報