介護療養型老人保健施設(読み)カイゴリョウヨウガタロウジンホケンシセツ

デジタル大辞泉 「介護療養型老人保健施設」の意味・読み・例文・類語

かいごりょうようがた‐ろうじんほけんしせつ〔カイゴレウヤウがたラウジンホケンシセツ〕【介護療養型老人保健施設】

厚生労働省が推進する療養病床再編の一環として、平成20年(2008)5月に新設された施設。同省は医療費の抑制社会的入院解消のため、介護保険が適用される介護型療養病床全廃や、医療型療養病床の大幅削減の方針を打ち出しているが、受け皿となる従来の施設(老健)では医療必要度の高い患者の受け入れが難しく、適切な介護を受けられない高齢者の急増が懸念されていた。そのため医療機能がより強化されており、廃止・削減される療養病床の転換先として位置づけられている。新型老健介護療養型老健転換老健

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 療養病床再編

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android