仏臭い(読み)ホトケクサイ

デジタル大辞泉 「仏臭い」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐くさ・い【仏臭い】

[形][文]ほとけくさ・し[ク]仏教的な感じである。坊主くさい。抹香くさい。「―・い名前」「―・いことばかり言う」
[類語]抹香まっこう臭い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仏臭い」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐くさ・い【仏臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ほとけくさ・し 〘 形容詞ク活用 〙 仏教的な気分が感じられる。坊主くさい。抹香くさい。
    1. [初出の実例]「よしや身の仏くさきをわざにして憂世の袖にしめぬ花かう」(出典:三十二番職人歌合(1494頃)三一番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android