仏魔(読み)ぶつま

精選版 日本国語大辞典 「仏魔」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ま【仏魔】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 仏と悪魔。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「真正生死不二仏魔同体の真理に契当し」(出典:遠羅天釜(1747)贈遠方之病僧書)
  3. 自己が仏であると気づかず、自己の外に仏を求めることによって生じる執着心
    1. [初出の実例]「行仏にあらざれば、仏縛、法縛いまだ解脱せず、仏魔、法魔に党類せらるるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行仏威儀)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android