仕癖(読み)しくせ

精選版 日本国語大辞典 「仕癖」の意味・読み・例文・類語

し‐くせ【仕癖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しぐせ」とも ) ある一定仕方が繰りかえされて、型になった傾向習慣性質など。
    1. [初出の実例]「人には仕癖と言物大切なる事にて、年久く如此仕癖付たらんには」(出典政談(1727頃)三)
    2. 「五月の幟も五日の昼は仕廻ふ事に成て、自然と其風土の仕癖に成しと」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む