仕癖(読み)しくせ

精選版 日本国語大辞典 「仕癖」の意味・読み・例文・類語

し‐くせ【仕癖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しぐせ」とも ) ある一定仕方が繰りかえされて、型になった傾向習慣性質など。
    1. [初出の実例]「人には仕癖と言物大切なる事にて、年久く如此仕癖付たらんには」(出典政談(1727頃)三)
    2. 「五月の幟も五日の昼は仕廻ふ事に成て、自然と其風土の仕癖に成しと」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む