翻訳|valuation
Rを実数体(すなわち実数の全体のなす体)とすると絶対値| |は次のような基本性質をもつ。
(1)任意の実数xに対して|x|≧0 とくに
|x|=0⇔x=0
(2)任意の実数x、yに対して
|xy|=|x||y|
(3)任意の実数x、yに対して
|x+y|≦|x|+|y|
一般にKを体とし、をKから実数体Rへの写像とするとき
(1)任意のx(∈K)に対して(x)≧0 とくに
(x)=0 ⇔ x=0
(2)任意のx,y(∈K)に対して
(xy)=(x)(y)
(3)任意のx,y(∈K)に対して
(x+y)≦(x)+(y)
の3条件が成り立つならば、を体Kの付値という。絶対値は実数体Rの付値である。そのほか、たとえば(0)=0,(x)=1 (x≠0)と定義すれば一つの付値が得られる。これを自明な付値という。
Qを有理数体とし、pを固定した素数とする。有理数xをpn(a/b)(nは整数、a、bはpと素な整数)という形に表し、
p(x)=p-n
と定義すると、p進付値とよばれる一つの付値が得られる。有理数体の付値にはp進付値と自明な付値と絶対値しか(本質的には)存在しないことが知られている。
[足立恒雄]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新